初代菊次郎が板前としての腕を買われ、松阪公園(現松坂城跡)に店を出したのが大正の頃でした。店が手狭になったため、昭和4年、松坂城下の殿町へ。この建物はもともと明治末期に建てられた小津一統の小津孝之助の木造平屋建てのお屋敷です。買い取った後に二階部分を増築、その後大広間の設置など数度の改築を経て現在に至ります。
往時の建築様式をそのままに、2016年8月、国登録有形文化財に指定されました。町の財産として末永く守って参りたいと思います。
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建物の性格上、あちこちに段差がありバリアフリー化に苦慮しております。どうかご理解ご協力の程宜しく願い申し上げます。
拙ブログ筆
主人@八千代:
松阪で生まれ育った八千代四代目。料理を始めワイン日本酒、町の歴史や文学美術など薀蓄は留まることを知らず。弁舌軽やかな為ウッカリ信じてしまいそうになるのでご用心。
女将@八千代:
越後生まれ越後育ち。気象も気性も異なる地で戸惑いつつも一人前の松阪商人目指し万年修行中。外から来た人間の方が町の良さはわかる筈!と意気込みつつも筆は滞りがち。
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