BLOGブログ

BLOG

6

呉川さん、見ーつけた!

四方山話

八千代の大広間には川口呉川作「九鬼嘉隆と日本丸の図」を常設展示しております。

大広間 正月

呉川さんは伊勢出身の日本画家。弊館創業者の菊次郎と懇意にしていた関係で、呉川さんの作品を幾つか所蔵しています。

先日、弊館の仲居さんが岐阜に旅行にいきました。その際に岐阜城に立ち寄ったそうですが、そこで呉川さんを見つけたそうです。それがこちら。

100519_03

九鬼嘉隆は志摩の九鬼水軍を率いた水軍の将であり、
織田・豊臣に仕えました。そういえば『戦鬼たちの海』という本もありますね。この、信長と嘉隆、なんとなく似ていませんか?

この画のタイトルは「京都南蛮礼拝堂の織田信長像」

100519_02

あれれ?よく見ると銘が…ズームアップ!

100519_01

「呉川作」とあります!

岐阜市に問い合わせてみましたところ、昭和初期のレプリカで作者や詳細は分からない、ということでした。残念。

実は荷物置き場にしていたところを整理していましたら、軸や書が出てきました。その中に呉川さんの作品もいくつかありました。修復が必要なものもありますが、整理がすんだら順次公開していこうと思います。

RELATED

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP