松坂城址の一角にある本居宣長記念館に隣接する場所に、かつては魚町にあった宣長の旧宅を移築・公開しています。
宣長は鈴をことのほか愛し、学問に疲れたときは鈴を振りその音色に癒されていたそうです。鈴好きな宣長は書斎を『鈴屋(すずのや)』と号しました。
(通常の公開時は二階の書斎に上がることはできません。)
松阪の駅前には鈴のモニュメントがありますし「鈴の音市」「鈴音頭」お菓子で「鈴最中」など松阪に「鈴」にちなんだものが多いのは宣長さんの鈴好きから来ています。
宣長宅の台所と、
五右衛門風呂。
時が止ったかのようです。
鈴屋を出ると松坂城址に秋の気配を含んだ風が吹いていました。八千代から御城番屋敷、宣長記念館、松阪城址と格好の観光コースです。お城を中心に見所が固まっていますので徒歩で楽しめます。但し御城跡は石の階段が大変なので歩きやすいスニーカーなどがお薦めです。
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