今日は器の衣替えをしました。
本来ならもっと早くしたかったのですが、定休日がないので予約のない日に器の入れ替えをしなければなりません。今日は一日空いていたので入れ替えがやっとできました。
日本に四季がある様に、器にも四季がございます。例えば桜の花びらをかたどった器は桃の節句が過ぎてから桜が散るまでの命ですし、藤の花を描いた蓋物は藤の花と運命を共にします。
また、いくら季節によって器を違えているからといって毎年同じものを使っていては料理人が盛り飽きてしまいます。新しい季節には新しい器で旬の食材を、さぁどのように盛り付けようかと創作意欲を高めてもらわねばなりません。
なんだか難しいようなことを書いてしまいましたが、やっぱり新鮮な食材は日々新鮮な気持ちででお出ししたいですね。
さあ、この新しい器にはなにが盛られるのでしょうか。
楽しみです。
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