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桂米朝独演会「七夕寄席」(古今帖3)

四方山話

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本日午後18:30より、松阪コミュニティ文化センターにて
松阪出身の噺家桂文我さんの独演会が開催されます。

文我さんは松阪工業高校出身だそうです。今も八千代の
前の通りを工業の学生さんが多く通学されています。
文我さんもこの中のお一人だったのでしょうか。

ところで、この桂文我さんですが、四代目文我を襲名する前の
桂雀司時代に八千代の舞台を踏んでいただいております。

それがこの1990年(平成2年)7月7日(土)に行われた
「桂米朝独演会【七夕寄席】」です。

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八千代のには110畳の大広間があり、ささやかながら
舞台もございます。そこでこの七夕寄席が行われたそうです。
私が嫁ぐ数年前のこと、このパンフレットをみてもっと早く
嫁にくればよかった・・と思ったのは言うまでもありません。

米朝師匠をお招きして松阪で落語会を開く、主催者の方の
並々ならぬ熱意とご苦労が、このパンフレットを見ると強く
感じられます。このような催しを弊館にてさせて頂いたこと、
私どもにとっても大変誉れであり大切にしていきたいと
思います。

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当日の演目です。

 鳥屋坊主   雀司
 
 ふぐ鍋      吉朝

 宿屋仇      米朝

   仲入り

 お楽しみ    米朝

桂吉朝さんのお名前もあります。演目は「ふぐ鍋」。
吉朝さんは大変残念なことに泉下の人となられました。
ここでふぐ鍋をやっていただいたのだと思うと冥利に尽きます。

ちょうどふぐが美味しい季節ですね。
てっさ、てっちり、焼白子、から揚げ・・・八千代のふぐコース
でしたらお毒見役は必要ないですよ。

そして米朝師匠に書いていただいた色紙です。

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どうぞご自愛いただきまして、これからもずっと
私たちに楽しみをお分けくださいまし。

ところでどうしても諦めきれず、義父に録音テープか
なにか残っていないのか、と尋ねたら
「そういうものは厳禁、絶対駄目。残ってません!」
ということでした。残念。

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