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高砂の松、住吉の松

八千代歳時記

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先日、弊館にてご結婚披露宴を承りました。新郎新婦のお二方には末永くお幸せでありますようこころからお祈り申し上げます。

八千代の斜め前は「松阪カトリック教会」、徒歩で7分ほどの場所に「松阪神社」がございます。そちらで式を挙げた後に八千代で披露宴、挙式は海外で、披露宴だけを地元で、など形は様々です。今は新郎・新婦がこだわりをもって自らでプロデュースする時代のようですね。引き出物をひとつひとつ吟味するのはもちろん手作りのウエディングケーキでケーキカットを行ったり、花嫁が会場のお花をアレンジも含めて全て手配されたり、新郎自らが司会をして宴をもりあげたり、と趣向を凝らした演出でこちらが勉強させていただくことも多々ございます。

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八千代玄関・お祝いバージョン。

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私は八千代で式を挙げました。金屏風の前で両人、両親、兄弟姉妹、立会人のみで盃で儀式を行うという所謂「古式」です。三方の上に載せられた盃を口にした時、「高砂や この浦舟に帆を上げて…謡が聞こえてきて驚きました。顔を上げると控えの間の屏風の後ろに控えておられた方に謡っていただきました。非常に厳かな気持ちになったのを覚えています。

お客様から「私はここで披露宴をしたのよ。」と声をかけていただくこともございます。一生の思い出になるように、精一杯努めます。

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